2009年12月8日火曜日

ES細胞13株への連邦資金拠出を承認、オバマ政権

2009.12.03 Web posted at: 17:18 JST Updated - CNN
サイエンス
新たなES細胞13株への連邦資金拠出を承認、オバマ政権
ワシントン(CNN) 米国立保健研究所(NIH)は2日、政府より新たなヒトの胚性幹細胞(ES細胞)13株に対する研究費として、連邦資金の承認を受けたと発表した。オバマ政権成立後に設定された指針に基づく、初めてのES細胞研究承認となる。


新たに承認された13株のうち、11株はマサチューセッツ州ボストンにある小児病院の研究所から提供されたもので、残る2株はニューヨークのロックフェラー大学が提供したもの。NIHによると、さらに20以上の株が新たに承認を受ける見込みとなっている。


ES細胞は神経や筋肉など、あらゆる細胞に分化することができ、万能細胞として難病治療などに大きく貢献するとして期待されている。しかし、ヒトのES幹細胞は人間に成長することができる受精卵を壊して作られるため、ブッシュ前大統領は倫理的、宗教的な側面からES細胞の研究を事実上、凍結。2001年8月9日以前に作られていた、すでに存在する60株のみに限定して、政府資金を拠出する方針を取ってきた。


しかし、今年初めに就任したオバマ大統領は、ES細胞研究支援を公約のひとつに掲げ、3月にはES細胞を使った研究への連邦政府予算の支出制限を撤廃する大統領令に署名。ES細胞研究が一歩前進していた。

0 件のコメント:

コメントを投稿